アシノコト
2016/07/28

靴のクリーニングにチャレンジ!スムース革編

クリップ

お気に入りの靴を履いているときに限って雨に降られたりすることありますよね。雨に濡れたまま放置しておくと、塩分が浮き出して白いしみができてしまうなんてことも。 そんな時は、スムース革の靴のクリーニングにチャレンジしてみましょう!

クリーニングの前に

クリーニングの前に

革製品は一般的に水洗いできないと思われがちですが、手順を間違わなければ水洗いをすることでシミや汚れを落とすことができるんですよ!

用意するものは、シューズキーパー、靴用のクリーナー、靴専用石鹸、柔らかいブラシ、もしくは市販の台所用スポンジ、あとは通常のお手入れ同様、靴クリームとブラシがあればOKです。

まず初めに、シューズキーパーを入れ、靴全体をしっかりブラッシングします。この段階で落とせる埃などは落としてしまいましょう。そして、靴用のクリーナーを使って以前に磨いたときの靴クリームや、ブラシでは取り切れない汚れをしっかりと落としていきます。

この後の工程で水を使っていきますが、皮の表面に靴クリームなどの油などが多く残っていると水が染み込んでいきません。できるだけ落としておくことが重要です。

皮革用石鹸でクリーニング

ブラシとクリーナーでしっかり汚れを落とした革の表面は、言わばスッピンの状態です。スッピンだからこそ水が染み込んで行くのです。
シューズキーパーを入れたまま濡らしたタオルを使ってしっかりと靴の表面を濡らしていきます。

水がしみ込んで色が濃くなっても慌てる必要はありません。ムラなく全体に色が濃くなるように濡らしてください。

皮革用石鹸でクリーニング1

そのあとは皮革用の石鹸を、柔らかいブラシかスポンジを使ってしっかり泡立て、靴の表面を洗っていきます。手や顔を洗う程度の感覚で良いかと思います。あまり力を入れてゴシゴシこする必要はないので、水と石鹸の泡で汚れを浮かすようなイメージで洗ってください。

皮革用石鹸でクリーニング

そのあとは濡らしたタオルでふき取る程度で陰干しをします。泡を完全に流してしまうと、革に残したい成分も流れ落ちてしまうので、軽く拭き取るくらいがちょうど良いです。

靴の中に関しては、特に底の薄いパンプスやぺたんこ靴の場合、水で濡らしすぎると型崩れの原因になることがあります。硬く絞ったタオルで、しっかり拭いてあげることをおススメします。

クリーニング後は、栄養補給

クリーニング後は、栄養補給

陰干しをして靴が乾いたら、まず全体をチェックしてください。気になるシミや汚れが残るようでしたら、もう一度石鹸を使って洗う工程を繰り返してください。

靴修理店でも場合によっては3回程度繰り返す時もあります。根気が必要な作業になってしまいますが、雨でできたシミはとれる場合がほとんどなので頑張ってくださいね。概ねシミや汚れが落ちたら、あとは通常の靴磨きと同じく革に栄養補給していきます。

まずは無色のデリケートクリームを全体に塗ってあげてください。次に靴の色にあった靴クリームを丁寧に塗り込んで、全体をブラッシング。クリーニングをすると、若干色が落ちたりしますが、通常は靴クリームでの補色でしっかり色が戻るはずです。最後に乾拭きをしてツヤを戻せば完成です。

革の靴も手順を覚えれば、特別問題なく洗うことができるんです! 毎回洗う必要はありませんが、気になるシミや汚れが出てしまったとき効果的ですよ! ぜひチャレンジしてみてくださいね!

 
 
ライター/高見 雅治
靴修理店doekを経営。ハンドバッグメーカーに勤めていた経験を活かし、相談から作業まで一括自身で修繕を行っている。
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