アシノコト
2016/02/19

靴のかかとのすり減りが、体のゆがみやケガに影響するって本当?

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ヒール靴のかかと部分がすり減り、ゴム底がとれ、ヒールの内側の金属が表面に出てきてしまったことはありませんか? 歩くたびにカツカツと大きな音が響き、恥ずかしい思いをしたという人も少なくないはずです。

このかかとのすり減りは、そのまま放置しておくと不調の原因になることもあるのだそう。そのため1カ月に1回は、靴のかかとのすり減りをチェックするのが理想だといいます。

「平らなところに靴を置いてみて、かかとがすり減っていないか、グラグラしていないかなどを見てみましょう。靴がバランスを崩していたら、すぐに修理に出す必要があります」(ボディセラピスト・武田未来さん)

かかとがすり減った靴で歩き回ると、危険な理由

しかしなぜ、かかとがすり減った靴を履くと不調を引き起こす可能性があるのでしょうか。武田さんに、その理由を教えてもらいましょう。

◎足のケガや体のゆがみを招いてしまう
かかとがすり減っている靴は、斜めに傾きやすくアンバランスな状態。着地をしたときにバランスをくずして捻挫や転倒をしてしまうといった、ケガの原因になることも。また、不安定な足元を支えるために、使う必要のない筋肉を使ったり腰に負担をかけたりするので、疲れやすく、体のゆがみを招く原因になることもあるのです。

◎マッサージやストレッチの効果が続かない
体のゆがみを治す整体やマッサージに通っても、すぐに元に戻る、あまり効果を感じられないという人は、靴のかかとのすり減りがひどい場合があるといいます。整体によってせっかくゆがみが改善されても、靴の状態が悪いと、グラグラした土台の上を歩いているようなものなので、すぐに姿勢が崩れてゆがみが現れてしまうのです。

こうした状況を招かないためにも、かかとがすり減っていないか、こまめにチェックする必要があるわけですが、実はかかとのすり減り方を見ることによって、歩き方のクセなどを確認することもできるそうです。

「片方の靴だけすり減っている人は、骨盤がゆがんでいる可能性があります。一度、体全体のゆがみをチェックしてもらい、歩き方を改善しましょう。また、靴底の外側ばかりがすり減っている人は、O脚やがに股の傾向があります。この場合、靴のすり減りを修理しないまま履き続けると、O脚やがに股がさらに悪化してしまいます。反対にX脚の人は内側ばかりがすり減る傾向がありますが、こちらも同様に、早めの修理が必要です」(武田さん)

もともとバランスが悪い、ヒール靴をチェックする方法

かかとのすり減りだけではなく、もともとバランスが悪いヒール靴を履いている人も要注意なのだといいます。

「ヒール靴を履いてみて、アキレス腱とくるぶしのあいだに、ヒールの軸になる部分がくるかどうかチェックしてください。この位置からずれた靴を履いていると、体重をきちんと支えきれないので、ケガや体のゆがみの原因につながります。ヒールの軸が極端に前や後ろについている靴は、修理が難しいので、履くのをやめたほうがいいでしょう」(武田さん)

これからヒール靴を購入するときは、ヒールの軸の位置を確認することを習慣に。そして、靴のメンテナンスをこまめに行って健康維持を心掛けましょう。

1_ヒール靴を履いてみて、アキレス腱とくるぶしのあいだに、ヒールの軸になる部分がくるかどうかチェック
 
監修/武田 未来
オーダーメイドもみほぐしサロン「&HAND(アンドハンド)」代表。疲労や悩みをヒアリングしたうえでアプローチする施術を行う。
URL:http://andhand.jp/
ライター/村松 薫
ライター、編集者。編集プロダクション・コランヴァ所属。美容、健康、ライフスタイルなどの記事を数多く制作している。
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