アシノコト
2016/03/17

爪が美しいとトラブルが少ない! 意外と知らない正しい爪の切り方

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暖かくなり、素足になる機会が増えてくると、足の爪の色や形が気になることはありませんか? 健康な爪は、全体的にうすいピンク色で、適度な弾力があり、軽いアーチを描いています。健康で美しい爪をキープするには、普段の爪の切り方が大切ですが、皮膚科医師の高山かおるさんによると「フットケア外来を受診するほとんどの患者さんは、正しい爪の切り方を知らない」そう。そこで、意外と知らない正しい爪の切り方と整え方を紹介します。

絶対にしてはいけない、足の爪の切り方とは?

間違った爪の切り方をしていると、爪が巻き込むように生える“巻き爪”や、爪が皮膚に食い込み、炎症を起こす“陥入爪(かんにゅうそう)”など、爪の異常が起こりやすくなります。

「足の爪には、体重を支えるという大事な役目もあり、本来の形が保たれることで、正しい歩行ができるのです。見た目はもちろん、足全体の健康のためにも、爪の異常を避けることが大切です」(高山医師)

絶対にしてはいけないのが、爪を短く切りすぎる“深爪”と、爪の角を斜めに切る“バイアスカット”。

まず、深爪は、爪が皮膚の中に埋もれてまっすぐ伸びなくなるため、巻き爪や、爪が厚くなる肥厚爪(ひこうそう)の原因にもなります。さらに、爪が皮膚に食い込んで傷を作り、炎症を起こすと陥入爪になり、治療が必要になることもあるのです。

また、バイアスカットも、巻き爪の原因になります。爪は3層の繊維構造をしているため、斜めに切ると内側に巻きやすいという性質を持っているためです。

スクエアカットで爪のトラブルは回避できる

足の爪、特に親指は、“スクエアカット”という四角い形に切るのが正しい切り方です。その方法は、まず、爪を指の先端と同じかやや長めに、まっすぐに切ります。そして、爪の左右の角を、爪切りのやすりで軽く丸める程度に整えて仕上げましょう。

01.スクエアカットで爪のトラブルは回避できる

正しく爪を切るためには、爪切り選びも重要です。よくある刃先が湾曲しているタイプは、爪が丸く切れて深爪になりやすいので、刃先がストレート(直刃)のものがおすすめとか。

02.スクエアカットで爪のトラブルは回避できる

「爪が厚い人は、少しずつ切るようにすると爪の割れを防ぐことができます。また、爪が乾燥していると割れやすいので、お風呂上がりの爪が柔らかいときに切るか、普段から爪の保湿をして柔らかく保ちましょう」(高山医師)

日々のフットケアが、美しい爪を育む

見た目の美しい爪を手に入れるためには、普段からきちんとケアをすることが大切です。次の3つを習慣にしましょう。

1 歯ブラシで足の爪を洗う

爪の異常が起こる原因のひとつが、ケア不足による角質の蓄積。さらに、巻き爪があると爪に古い角質がたまりやすくなります。爪の根元や両サイド、裏側などをきちんと清潔にしておきましょう。

「足を清潔に保つことは、爪や足のトラブルを予防する第一歩です。洗いにくいところは、柔らかい歯ブラシを用意し、よく石鹸を泡立てて、爪やその周りなどを丁寧に洗います。頻度は週に2~3回で十分です。歯ブラシを使って洗ったら巻き爪が改善されたケースもあります」(高山医師)

2 乾燥しやすい爪を保湿する

爪が乾燥していると、二枚爪や割れやすい爪の原因になります。お風呂上がりに、爪の上や周囲にオイルやクリームをすり込み、乾燥を防ぎましょう。きちんと保湿をすることで、厚くなった爪が切りやすくなります。

3 足指を締めつける靴やストッキング、着圧ソックスを履かない

爪は締めつけに弱く、強く圧迫されると皮膚を挟むように内側に巻き込んでしまいます。先端のとがった窮屈な靴や足指を締めつけるストッキング、着圧ソックスを、長時間履かないようにしましょう。

爪の形が変形していたり、厚みがあったり、割れやすくなっていたりする人は、爪の切り方や習慣を見直すことで、改善が期待できます。目立たない足の爪もきちんとケアをして、爪美人をめざしましょう。

監修/高山 かおる
一般社団法人足育研究会代表。専門は、接触性皮膚炎、フットケア、美容。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。
URL:http://www.sokuiku.jp/
ライター/及川夕子
メノポーズカウンセラーや健康食品コーディネーターの資格を生かし、美容・健康・医療分野を中心に、新聞、雑誌、WEBメディアなどで、コラムや連載記事の取材・執筆を行っている。書籍の企画や編集、執筆も手掛ける。
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