アシノコト
2016/04/25

ふくらはぎのむくみを撃退! 美脚を作る歩き方&ケアの新ルール

クリップ

寒い冬が終わり、ようやく春。厚いタイツを脱いで、スカートやショートパンツのおしゃれを楽しみたい季節になりました。そうなると、気になるのは「足のむくみ」。

そこで、皮膚科医の高山かおる医師に、スラリとした美脚を作るため、むくみを撃退する歩き方・セルフケアの正しいルールを教えていただきましょう。

体の末端・足指の血行不良がむくみの根本原因

むくみのおおもとの原因は、血行不良です。心臓から出た血液は、全身を回って細胞に酸素や栄養を供給します。同時に不要になった水分や老廃物を静脈やリンパ管が回収し、心臓に戻します。このとき、静脈やリンパ液の流れが悪くなり、余計な水分や老廃物が溜まってしまっている状態が「むくみ」です。

足がむくみやすいのは、体の末端にあり、重力の影響を受けやすいから。さらに女性はもともと筋肉量が少ないため、足のポンプ機能が弱く足がむくみやすいと考えられます。

こんな生活習慣がむくみトラブルを増やす

高山医師によれば、特に足指を使わない、動かさないなどの生活が足のむくみを増長させてしまうそう。さらに、「足のトラブルがある人は、足がむくみやすい傾向にあり、逆に足にむくみがある人ほど、足のトラブルも多い」と話します。次の原因に思い当たる人は、改善を心掛けましょう。

・長時間座りっぱなしや立ちっぱなしの生活
長い時間、同じ姿勢のまま足を動かさないでいると、血液が足に溜まりやすくなり、むくみを招きます。仕事で座りっぱなし、立ちっぱなしという人は注意が必要です。

・足に合わない靴やストッキングを長時間履いている
細身の靴やヒールの高いパンプスで足指を締め付けていると、血液やリンパの流れが悪くなります。足指の血行が悪くなれば、足が冷えてさらにむくみやすくなります。また、足指を締め付けるようなタイツやストッキングが原因で、血行やリンパの流れが悪くなることもあります。

・外反母趾、浮き指、扁平足など足の変形やトラブルを抱えている
足にトラブルを抱えていると、痛みや変形などから足指を使った正しい歩行が難しくなります。痛いから歩かないと、足の指を使わず動かすことができなくなり、その結果、血行が悪くなって足がむくむという状態に陥りがちです。さらに足のトラブルは、運動不足や肥満を招くので、筋肉のポンプ機能も弱まります。

夕方靴がきつくならない! 正しいむくみケアとは?

足のむくみは、温めたり、ふくらはぎをもんだりすることで解消されると思っていませんか。実は、それだけでは不十分とか。

「むくみの解消には、脚と足の筋肉をよく使い動かすことが大事。特に、体の末端にある足の指を動かすことが重要になります。足指の血行不良が解消されなければ、ふくらはぎのむくみもとれません」(高山医師)

有効なむくみ撃退ルールはこちらです。参考にしてみてください。

ルール1:「あおり歩行」を心掛ける

かかとの外側から着地して、小指の付け根へと重心を移動、親指の付け根へと移動し、最後は足の指をつかって地面をしっかり蹴りだします。そうすることで足全体の血流がよくなります。

「通勤時には歩行に適した靴を選んで、会社に着いて必要ならハイヒールに履き替えるなどの工夫をしましょう」(高山医師)

ルール2:デスクワーク中も足の運動を取り入れる

・足指を動かす&足首を回す
デスクワーク中心の人は、靴を脱いで、サンダルなど足指を動かしやすい履物に履き替え、足指でグーパーをしたり、足首を回すなどの運動を取り入れましょう。立ちっぱなしの作業が多い人は、ときどき足首回しやつま先立ちをするようにして、足の血流をよくしましょう。

・ひざを閉じて座る
脚がキレイな女性は、ひざを閉じて座ります。股を開いて座るクセがある人は、太ももの内転筋が衰えて、筋肉のポンプ機能が弱まり、むくみやすくなります。気付いたらひざを閉じて座るようにしましょう。

ルール3:ホームケアでは徹底的に足指をほぐす

足指&足首を重点的にマッサージ&ストレッチを行いましょう。冷えとむくみの改善はもちろん、足の変形や外反母趾の予防にも有効です。

・血行促進効果のあるビタミンE配合のクリームを塗り、指1本1本をマッサージ。1本ずつ丁寧に広げて、靴の中に押込められていた足指を解放する。

image01_ホームケアでは徹底的に足指をほぐす1

・足の裏側から指の間に手の指を入れ、手の指をギュッと握りしめて、足首を大きく回す。

image02_ホームケアでは徹底的に足指をほぐす2

・足の指で「グー・チョキ.パー」をして指を動かす。

美脚は一日にしてならず。むくみ知らずの美脚を維持するには、よく歩き、足指をよく動かし、血液とリンパ液の流れをよくすること。そして、足のトラブルが起きないように、毎日フットケアを行うことがポイントです。

 
 
監修/高山 かおる
一般社団法人足育研究会代表。専門は、接触性皮膚炎、フットケア、美容。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。
URL:http://www.sokuiku.jp/
ライター/及川夕子
メノポーズカウンセラーや健康食品コーディネーターの資格を生かし、美容・健康・医療分野を中心に、新聞、雑誌、WEBメディアなどで、コラムや連載記事の取材・執筆を行っている。書籍の企画や編集、執筆も手掛ける。
1人のメンバーがいいね!と言ってます
1件の「いいね!」がありました。
  • velikokoラクチンきれいシューズ
  • ラクチンきれいパンプス開発ヒストリー