アシノコト
2016/05/16

セルフケアは危険がいっぱい! タコ&ウオノメの正しい治療法

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暖かさが増してくる今の季節は、パンプスやスニーカーを脱ぎ、サンダルを履いて出掛けたくなるはず。でも気になるのは、足にできているタコやウオノメ。見た目がよくないうえに、靴にあたることで痛みが生じて、症状が悪化してしまうので“とりあえずセルフケアでなんとかしよう”と思っている女性も多いことでしょう。

そんな治療法に警鐘を鳴らすのは皮膚科医の高山かおる医師。タコやウオノメを自分で処置するには、最善の注意が必要なのだそうです。

タコ、ウオノメ治療の専用グッズには危険がいっぱい!?

ドラッグストアやネットショッピングで簡単に手に入れることができる、タコ、ウオノメを治療する専門グッズ。特に多いのは、カッターややすりですが、使うときには気をつけてほしいと高山医師は言います。

「タコやウオノメは、自分で削るとそこから細菌が入ることがあります。ウオノメは芯があるため、それをほじくりだそうとして、皮膚を深く傷つけ、炎症を引き起こすことがとても多いのです。また、必要以上の頻度で使ったり、もともと皮膚が弱い人は特に注意が必要です。」(高山医師)

こうしたトラブルを防ぐためにも、タコやウオノメが厚くなってしまいなかなか治らないときには、皮膚科を受診するべきとか。皮膚科では、タコは専用のカッターか研削盤でけずり、ウオノメは痛みの原因になる芯を取り除いてくれる。保険診療であれば治療の金額は500円程度。処置は3分ほどで終了するそうです。

ただし、この処置は痛みを緩和するための、一時的な治療に過ぎないので、タコとウオノメができる原因を知り、正しく対処しなければ再発してしまいます。そこでまずは、タコとウオノメができるメカニズムを知ることから始めましょう。

タコとウオノメはなせできる?

足の指や指の付け根にできる、タコとウオノメ。名前が異なるので、違う症状かと思われがちですが、実は同じメカニズムで発生する足の皮膚病です。

「合わない靴を履き続けたり、もともと足に変形がある場合、靴によって一部分が圧迫され摩擦を受けると、タコやウオノメが発生します。皮膚が圧迫されている箇所を守ろうとして、角質を余分に作りだし、厚く覆って守ろうとするのです。」(高山医師)

足の骨の上にできるのがタコで、タコは外側に向かって厚く増殖します。タコはあまり痛みを感じません。また、骨と骨の間や関節のくぼみなどにできるのがウオノメで、ウオノメは内側に向かって増殖していくので、中央部分に芯ができるのが特徴です。ウオノメがどんどん大きくなると、外からの刺激に対して驚くほどの痛みが生じる場合があります。

image01_タコとウオノメはなせできる

タコとウオノメを予防する方法とは?

タコとウオノメは、一度できてしまうと自然には治らないため、普段から予防を心掛けることが大切です。

◎靴を見直す
タコとウオノメがよくできる場所を圧迫している靴を履いていませんか? その靴を履き続ける限り、タコとウオノメは悪化していきます。かかとがしっかり合っている靴を選び、足の甲をしっかり支える靴を選ぶようにしましょう。また、それでも痛みがある場合は、一時的に、スニーカーなど歩くのに適した靴を履くのも賢い手です。

image02_タコとウオノメを予防する方法とは

◎足を清潔にして、しっかり保湿をする
足の皮膚は、ほかの皮膚と同じように約28日サイクルで生まれ変わります。しかし、足を丁寧に洗っていないと、古い細胞がいつまでも角質層にとどまり、その部分が厚くなります。また保湿不足でも皮膚が固くなります。これらが原因になり、タコとウオノメが悪化していくのです。入浴中には足を丁寧に洗うことを心掛け、入浴後にはたっぷりとオイルやクリームを塗りましょう。

タコ、ウオノメのことをきちんと理解し、適切なケアをすれば、スベスベの足が復活するはずです。サンダルを美しく履きこなすために、さっそく実践しましょう。

監修/高山 かおる
一般社団法人足育研究会代表。専門は、接触性皮膚炎、フットケア、美容。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。
URL:http://www.sokuiku.jp/
ライター/村松 薫
ライター、編集者。編集プロダクション・コランヴァ所属。美容、健康、ライフスタイルなどの記事を数多く制作している。
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