アシノコト
2015/12/26

靴底のトラブル! まだ修理で履けるのはどんなとき!?

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ある日突然、足音がいつもより大きく、カツカツ音が鳴りだした! なんてことありませんか?

また、つま先をよく見ると、靴底がなくなり革の部分に穴が開いていた、なんてことも。適切に修理すれば、まだまだ履けます! 靴底の修理法をご紹介します。

靴底の修理で多いケース、パンプスのかかとのゴム交換

皆様、靴修理にはどんなイメージがありますか? これまで靴修理をしたことがない人でも、駅構内などで座って修理を待っている、そんなシーンを見たことがあるかと思います。

多いのは、かかとのゴム交換です。

パンプスのかかとは、地面につく部分に5ミリ前後のゴムが付いています。あのゴムが残っているうちは良いのですが、ゴムがなくなり上の部分が削れ始めると、素材が硬いため足音がカツカツと響くようになり、また滑りやすくなります。
ピンヒールなどは金具が見えてくることも。

カツカツ音が鳴りだしたり、金具が見えるようでしたら、修理のタイミングです! そのまま履き続けることも出来るのですが、ゴムを越えてかかとが削れてしまうと、修理する際、削れた分、低く仕上げることになるので注意が必要です。

つま先ばかり減るなんてことも。滑り止め併用で一石二鳥

まず定番のかかと修理をご紹介しましたが、その次に多いのがつま先の修理。つま先はかかとに比べ音がしたり、滑ったりすることもないので気づくのが遅れがち。

ですが場合によっては靴底がなくなり上の革に穴が開く、なんて怖いことも。特にポインテッドトゥのパンプスは気を付けてくださいね。先がとがっている分、先の部分だけ削れていきます。

穴が開いてしまった場合、綺麗に直すのがとても難しくなるので注意が必要です。つま先が減りやすい場合は、半貼りやハーフラバーと言われる、薄いゴムの滑り止めを付けることをオススメします。滑り止めとしての効果はもちろん、革底や柔らかい素材の靴底に比べて強く、つま先を含めた靴底の補強の役目があります。最近では色のバリエーションも多く、比較的目立たないように仕上げることが出来ますよ。

スニーカーなど、靴底一体型の靴も部分的に修理が可能!

パンプスなどドレッシーな靴の話をしてきましたが、スニーカーのかかとも修理出来ること、ご存じですか? 

スニーカーは履き捨て? ダメですよ! スニーカーも直すことが出来るんです。気に入って長く履いていると、どうしても後ろが斜めに減ってしまいますよね。そんな時のために、靴修理店では減った部分を足すためのゴムを用意しています。側面から見ると継ぎ足した線が見えてしまうデメリットもありますが、色があっていれば歩いているとわからないくらいに補修することが可能です。

同じ方法でつま先を足すことも出来るので、スニーカーだからと言って諦めないでください。もちろん、スニーカーだけでなく、これから出番の多くなるムートンブーツのかかとも同じような方法で直すことが出来ますよ!

靴のお手入れとは違い、なかなかご自身では難しい、靴底周りの修理。どんなに作りの良い靴でも、かかとは減ってしまいます。専門店で、気軽に相談してみてください。きっとあなたのお気に入りの靴、綺麗によみがえりますよ。

 
ライター/高見 雅治
靴修理店doekを経営。ハンドバッグメーカーに勤めていた経験を活かし、相談から作業まで一括自身で修繕を行っている。
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