アシノコト
2016/05/18

ケアすれば臭わない、サンダル&パンプス&スニーカーの消臭法前編

クリップ

夏が近づいてくると、サンダルやパンプス、スニーカーを素足で履く人も増えるはず。そんなときに気になるのはイヤな足の臭い……。せっかくおしゃれをしていても、靴を脱いだときにイヤな臭いを放ってしまっては台なしです。

「足をこまめに洗ったり、消臭スプレーを足に吹きかけたりして、対処している女性が多いようですが、肝心な靴のケアを忘れていませんか? 実は、靴のケアを毎日続けることで臭いのもとをなくすことができるんです。」

そうアドバイスをしてくれたのは、靴のスペシャリスト・飯野高広さん。まずは、なぜ足が臭うのか、その原因を解明していきましょう。

足が臭う! そのメカニズムとは?

飯野さんによると、本来、人の足から出る汗は、臭わないものなのだとか。

「人間の体の汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺の2種類があります。エクリン腺はほぼ全身に存在している汗腺で、顔や頭、背中などに多くあります。人間の汗のほとんどはこのエクリン腺から出るものでほとんど臭いません。アポクリン腺はワキや陰部から出るアルカリ性の汗で、ワキガなどのイヤな臭いの原因になることがあります。足の汗はエクリン腺から出ているので、汗自体は臭わないのです。」(飯野さん)

それなのに、なぜ、靴や足からイヤな臭いを発してしまうのでしょうか?

「靴の中のほこりや汚れ、足の皮脂、汗が混ざり合い、バクテリアが発生し、それが臭いを発生させているのです。」(飯野さん)

バクテリアが増えてしまう条件は、“酸素があること”“汚れがあること”“温度と湿度が高いこと”なのだとか。酸素、温度、湿度をコントロールするのはなかなか難しいので、まずは靴の汚れを除去することから始めましょう。

毎日実践すれば臭わなくなる、靴の汚れをとる方法

image01_靴の汚れをとる方法

イヤな臭いを防ぐために、毎日必ず行ってほしいのは、靴の汚れを除去するケアです。

ケアに必要なアイテムは、消毒用アルコール(消毒用エタノール)と化粧用のコットン。消毒用アルコールはWebサイトやドラッグストアで買うことができ、500円程度で簡単に手に入れることができます。まず、消毒用のアルコールを少量、化粧用コットンに含ませます。そのコットンを使って、靴の中(外側ではなく足が直接触れる内部)の底面や側面をきれいに拭き取りましょう。すると、靴の中のほこり、汚れ、汗などが一掃されて、臭いのもとを消すことができます。

靴の中が革製ではなく布製の場合には、コットンではなく乾いた布を1枚用意し、布に消毒用アルコールを少量含ませ、拭き取るようにしましょう。

面倒に感じるかもしれませんが、毎日家に帰ってすぐ実践することによって、臭いを防ぐことができるそう。このケアは、サンダル、パンプス、スニーカーすべての靴に有効。玄関の下駄箱に、消毒用アルコールと化粧用コットン、布をあらかじめ常備しておくのがおすすめです。

すでに臭いがしみついている靴もあきらめないで!

ケアを怠ってしまい、すでに靴がイヤな臭いがしみついてしまっている……いうケースはどうしたらいいのでしょう?

「特に布製のスニーカーなどは、靴の中で汚れや汗がこびり付いてしまい、バクテリアが大量発生し、悪臭を放っているということもあります。そんなときは、スニーカーを丸洗いするのがおすすめです。衣類用の洗剤と靴を洗うブラシやハブラシを使って、内部も忘れずによく洗い、完全に乾くまで家の中で陰干しをすれば、イヤな臭いはなくなります。」(同)

image02_すでに臭いがしみついている靴もあきらめないで

ただし、サンダルやパンプスは自分で洗うと、色ムラになったり、型崩れをおこしてしまう危険があるので、靴専門店に相談してみるのが賢い手です。

このあとの後編では、臭わない足のケア法と、臭った靴&足の応急処置法を紹介していきます。

 
 
監修/飯野 高広
服飾ジャーナリスト。雑誌やWEBへの寄稿で活躍する傍ら、服飾系専門学校で近現代ファッション史の講師も務める。
URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023308226/elastic0f-22/ref=nosim/
ライター/村松 薫
ライター、編集者。編集プロダクション・コランヴァ所属。美容、健康、ライフスタイルなどの記事を数多く制作している。
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