アシノコト
2016/06/09

クリーニングのタイミングは? 靴の正しいしまい方

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衣替えと共に、ブーツなども来シーズンまでさようならというものがあることでしょう。「箱にいれてしまう?」「クリーニングに出す?」しまいこむ前にきちんとケアをしてあげないと、次に箱を開けた時にはカビだらけなんてこともありえますよ。

メジャーになってきた靴のクリーニング。しまう前に出すのがいいの?

img01_メジャーになってきた靴のクリーニング

気に入ってたくさん履いたブーツなど、使わない季節には綺麗にして保管したいものです。ただし、気をつけなくてはいけないのは、スムースレザーやオイルレザーなどブーツのアッパー素材です。多くはクリーニングの仕上げにオイルを使って磨きをいれます。

通気の良い保管場所・下駄箱などがなく、湿気の多い雨期や夏に、密閉した押し入れや通気の悪い倉庫などにしまい込むと、湿気と油分を持ったオイルがカビの餌となり、いつの間にかカビだらけなんて事にもなりかねません。

保管する環境が悪い場合は、そのまましまい、次のシーズンで履き始める前にクリーニングに出した方が良い場合もあります。

ボアの靴をしまう時の注意点は?

img02_ボアの靴をしまう時の注意点は

いろいろな種類のボアブーツを様々なメーカーが販売しています。リアルムートンは非常にデリケートで濡れると乾きが遅いので、専門のショップにクリーニングに出した方が良いでしょう。

その他、ボアがフリース素材で外側がナイロンやベルベットのものは、物によって自宅で洗う事ができるものもあります。

マテリアルが化学繊維の場合は少量の中性洗剤で手洗いし、ネットに入れ脱水したら、中にタオルなど詰め、形を整え乾燥させて下さい。ただし乾燥機はNGです。

せっかくの革靴をカビさせないしまい方

img03_せっかくの革靴をカビさせないしまい方

革は自然素材なので人の肌と同じく潤いを与えなくてはいけません。ただ、湿気が多過ぎるとカビの住処になってしまう恐れも。

靴の中に新聞紙を詰め込み、片足ずつビニール袋にくるみ、購入時の靴箱に入れてしまって保管したら、靴がカビだらけ……という事もよくあります。

密閉しすぎると湿気がこもり、その湿気がカビを繁殖させてしまいます。梅雨の時期によくあるケースです。

できる限り密閉するのを避け、風通しの良い場所に置いておくにこした事はないのですが、スペースの問題で一時的にしまいたい場合には、靴箱に穴をあけ、ビニールなど通気性のないものにはくるまない様にしましょう。

靴の形、素材にあったしまい方を。

エナメル素材は熱い時期、表面の樹脂が溶け出し、隣に密接した色をすいとってしまう場合があります。裸のまま他のものと密接して入れず、不織布などの通気性のある素材で包んで片足ずつ離して保管しましょう。

靴を重ねてしまうのも厳禁です。ソールが生ゴムの物も熱い時期、両足がくっついてしまうという事もあります。

スエード素材はブラッシングで毛をたたせてしまいましょう。部分的に毛がつぶれたまま長時間たつと毛が起き上がらず均一な色合いでなくなり、剥げたように見えてしまう事もあるので注意が必要です。

いかがでしたか? 今シーズン活躍してくれた靴達を来シーズンも綺麗に履くために、正しいしまい方をしてくださいね。

 
 
監修/代永 勉
東京 目白 くつ修理工房グルーオーナー 44歳。靴・鞄専門で、修理クリーニング及びカラーリングまでトータルケアを行っております。
靴修理工房GLUE http://glue-repair.com/
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