アシノコト
2016/07/30

靴のクリーニングにチャレンジ! 起毛革編

クリップ

スエードやヌバックの靴、雨でシミができたり履いているうちに汚れがひどくなってしまったり。しかも、お手入れが難しい印象がありますよね。でも、コツを覚えれば自宅で手入れが可能です。きれいにしてからしまっておくと、次のシーズンも安心ですよ! 起毛革の靴のクリーニングの方法をお教えします!

クリーニングの前に

img01_クリーニングの前に

革製の靴の中でも、汚れやシミが出来やすい印象のある起毛革。特に色の薄いものは扱いが難しいですよね。でも安心してください。起毛革でもクリーニングができるんです。

クリーニングのやり方を順番に説明していきます!!
用意するものはシューズキーパー、起毛革用のクリーナー、起毛革用のシャンプー、専用ブラシです。栄養補給のできるスプレーがあれば尚いいですね。

まず、通常のお手入れと同じく、専用ブラシで汚れや埃をしっかりと掻き出します。ツルッとしたスムース革と違い、スエードなどは特に毛の中に汚れが入り込んでいますので、この段階でしっかり掻き出しておきましょう。

次に、起毛革用のクリーナーを使って、表面の油分などをできるだけ拭き取ってしまいます。

ここまでやった状態できれいになった場合は、あえて水洗いをする必要はありません。雨のシミなど気になる部分がある場合に水洗いをしていきます。

起毛革用シャンプーでクリーニング

img02_起毛革用シャンプーでクリーニング

ツルッとしたスムース革に比べ、非常に水が染み込みやすい起毛革。しかし、雨などで出来たシミは、逆に落としやすいとも言えます。

まずはシューズキーパーを入れた状態で、靴全体をタオルを使ってしっかり濡らします。「大丈夫かな?」と心配になるかと思いますが、中途半端に止めてしまうとかえってシミが広がるなんてことも。迷わず思い切って全体を濡らしましょう。

全体を濡らしたら、起毛革用のシャンプーをかけ、柔らかいブラシで全体を泡立てながら洗ってください。円を描くようにやさしく洗ってあげるのがポイントです。

クリーニングが終わったら、乾いたタオルで全体の水分を叩くようにして拭き、あとはそのまま陰干しをします。

乾いた段階で全体を見て、シミや色のムラがなければ全く問題ありません。シミやムラが残る場合は、もう一度全体に濡らしてからシャンプーをする工程を繰り返してください。

クリーニングが終わったら、栄養補給を忘れずに

img03_クリーニングが終わったら栄養補給を忘れずに

起毛革の場合特になのですが、洗っただけで見た目はきれいな状態に仕上がります。ですが、革の中の油分や水分は失われており乾燥した状態です。そのままの状態で履いてしまうと、革の切れや破れの原因になることもあります。

また、洗って乾かしたばかりの起毛革は、雨などの水をとても吸いやすい状態です。せっかく洗ったのに、またシミになってしまっては嫌ですよね。そこで、クリーニング後は起毛革用の栄養スプレーをいつもより多めにかけてあげてください。

履く前に栄養分をしっかり染み込ませることで、革に潤いを与え保護することができます。また、その上から防水スプレーを使うと、スムース革以上に水を弾きやすくする事ができます。

起毛革の靴のクリーニングって正直怖いですよね。でも手順を間違わなければ、問題なく洗うことができますよ! ぜひチャレンジしてみてくださいね!

ライター/高見 雅治
靴修理店doekを経営。ハンドバッグメーカーに勤めていた経験を活かし、相談から作業まで一括自身で修繕を行っている。
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