アシノコト
2016/08/08

素材からみた靴の種類。メリット・デメリットって?

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靴を買うときに、どんなところを見て選んでいますか? サイズはもちろん、色や形、ブランドで選ぶなんてこともあるでしょう。今回は、靴の素材に着目してメリットやデメリットをご紹介します。時には素材で靴を選ぶことが有用なこともあるので、参考にしてくださいね。

軽さと扱いやすさなら合成皮革素材

img01_軽さと扱いやすさなら合成皮革素材

女性ものの靴の中でも、比較的多い合成皮革。最近では本革との区別がつかないような物も多く、質も向上しています。
合成皮革のメリットは、まず軽いところ。単純に軽い靴はやっぱり疲れにくく履きやすいですよね。本革に比べると、かなり軽く作ることができます。
また、本革のように水を吸い込まないものがほとんどなので、シミや汚れの心配が少ない事も特徴のひとつ。雨の日などは安心して履くことができますね。
総じて扱いやすいという意味で、秀でていると思います。

デメリットでいうと、耐久性の面で本革に比べると劣ってしまうことです。特に長く履いていると合皮の表面が劣化して剥がれるなんてことも。また、擦れたり傷ができてしまったりすると、靴クリームなどを使っても、きれいに仕上げなおすことができません。

デザインと通気性で選ぶなら生地(布地)素材

img02_デザインと通気性で選ぶなら生地布地素材

合成皮革や本革の靴とは違った表情の生地の靴。カジュアルな印象で、これも婦人靴には多く使われる素材です。スニーカーなどでも多いですよね。

生地の靴のメリットと言えば、プリントなど華やかな靴を作ることができるところです。もちろん合成皮革や本革でもプリントはありますが、やはりキャンパスなどの布地の靴ほどは一般的ではありません。
また通気性が合成皮革や本革に比べて良いため、蒸れにくいのも特徴。鮮やかなプリントデザインとともに、夏場には履きやすい素材になります。

デメリットはというと、汚れてしまうとどうしても落としにくい点があります。キャンパスなどはゴシゴシ水洗いもできるのですが、最初のように真っ白に戻すのはなかなかできません。また、水が染み込みやすいため、天候の悪い日には使いづらいです。そして、長く履いていて生地が破けてしまうと、綺麗に直すのが難しいこともデメリットのひとつと言えます。

耐久性で選ぶなら本革素材

img03_耐久性で選ぶなら本革素材

本革の靴に関しては、一番のメリットは長く履ける耐久性と、傷や擦れは靴クリームを使って修復できる点にあります。靴というものは擦ってしまったり傷が入ったりすることは避けられません。ですが、本革の場合比較的修復が簡単です。また傷自体が味となり、さらに風合いが良くなっていくのも大きな特徴です。

デメリットでいうと、お手入れをしないとどうしても傷んできてしまいます。通気性がある分、汚れも染み込みやすいため、定期的なお手入れは必須です。また、白やベージュといった明るい色の革靴に関しては、黒や茶の靴に比べるとお手入れを含めた修復に少しコツが必要で、自宅でのケアが難しい場合も。
また、合成皮革や生地の靴に比べしっかりしている分、靴自体が足に馴染むのに時間がかかります。最初のうちは靴ずれができてしまうこともあるので、慎重にサイズ選びをしたいですね。

色や形だけでなく、素材の特徴も頭に入れておくと、TPOに合った靴選びがしやすくなります!ぜひ「素材」にも、注目してみてくださいね!

ライター/高見 雅治
靴修理店doekを経営。ハンドバッグメーカーに勤めていた経験を活かし、相談から作業まで一括自身で修繕を行っている。
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