アシノコト
2017/04/22

冬物の靴をしまう前にやっておきたいこと

クリップ

そろそろ冬物の靴をしまうタイミングでしょうか? 

そのまましまっても良いのですが、一手間かけて、きれいにお手入れしてからしまうことで、次のシーズンも気持ちよく履くことができます。

靴の汚れを落とす

足元を守ってくれている靴は、汚れていないように見えても、土や泥はねはもちろん、意外といろいろな汚れが付きますよね。

靴クリームを使われる方は、汚れ落としを怠ると古い靴クリームが蓄積して、だんだん汚れが溜まってきてしまいます。だからこそ、靴はしまう前に一度きれいに汚れを落としてから、しまいましょう。

手入れの方法は、やや硬めの化繊や豚毛のブラシで全体をしっかりブラッシングして下さい。このとき、靴と靴底の隙間も忘れずにしっかりと。乾いた泥や埃などは、これだけでもだいぶ落とすことができます。

その後は市販のクリーナーを使って靴全体の汚れを落としていきます。タオルやTシャツなどのような、やや粗めの布地にクリーナーを適量しみこませ、円を描くように拭いてみて下さい。白い布地が黒くなるほど汚れが溜まっているかと思います。ある程度、力を入れてこすっても大丈夫なので、しっかりと汚れを落としてあげてくださいね。

しっかり栄養補給

しっかりと汚れを落としたら、その次は栄養補給です。

よく靴のお手入れは、お化粧に例えられたりするのですが、汚れ落としがクレンジングだとすると、栄養補給は化粧水や乳液といった感じでしょうか? 確かに何となく似ているのですが、新陳代謝を繰り返し、放っておいても新しい細胞ができてくる人の肌と靴はちょっと違います。

靴に栄養補給するには、水分や油分をしっかり表面から塗り込んで、革の表面を乾燥から守ることが重要になります。

次のシーズンまでしまうのであれば、できるだけ柔らかい、デリケートクリームなんて言われるようなタイプの靴クリームをしっかりと塗り込み、その上から今度はやや固めの、油分やロウ分の多いタイプのクリームで表面を保護してあげることが必要です。油分やロウ分が多いクリームはツヤも出やすいので、きれいに仕上げることができます。

湿気対策も忘れずに

冬物の靴を、次のシーズンまでしまうにあたり、保管する場所の湿気にも気を配ってあげたいですね。もちろん、靴自体はしっかりと保湿したいのですが、日本の夏は高温多湿です。特に梅雨時には靴にカビが生えてしまう、なんてことも。

靴を保管する場所に関しては、湿気がこもらず換気ができるところが安心です。レッドシダーのような木製のシューズキーパーなど、靴用の湿気をとることができるアイテムでは、余分な湿気は吸い取り、乾かすとまたそのまま使えるようなタイプが便利ですね。また、ロングブーツなどは無理に箱にしまわず、布の袋に入れて、さげておくだけでも、保管環境としては、ぐっと良くなったりします。 

そのまま、しまってしまいがちな冬物の靴。
しっかりお手入れしてからしまうようにすると、次のシーズンにすぐ履き始めることができますね!

できれば、かかとのすり減りなど、お修理も済ませておくと万全です。ぜひお試しくださいね。

 
 
ライター/高見 雅治
靴修理店doekを経営。ハンドバッグメーカーに勤めていた経験を活かし、相談から作業まで一括自身で修繕を行っている。
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